Live2D用の正面絵を作る際に役に立つクリスタの機能

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Live2Dは魅力的な機能が満載です。しかし、Live2Dの最初の難所は、元絵を準備するところです。
そんなLive2D用の「正面向きの絵」を描く場合に便利な方法をご紹介!

ペイントソフトは「CLIP STUDIO PAINT」です。ProでもEXでも大丈夫なはず。

対称定規

CLIP STUDIO PAINTには対称定規という機能があります。
これは片方を描けば反対側にも反映される機能です。

ScreenShot00437-2

何はともあれ、使ったこと無い方は一度使ってみるとすぐ分かります。

Animation 27

ね、簡単でしょ?

Live2Dにて正面の絵を動かそうと思った場合、左右対称のパーツが非常に多くなりますので、この機能を使って描き、その後片方を削除、Live2Dで再度左右対称処理を行うと製作が捗ります。

描けない場合の多くは、「特殊定規にスナップ」がされていないのが原因です。
表示メニューの中に「特殊定規にスナップ」という項目があるので✔チェックが入っているか確認しましょう。
ScreenShot00446

Live2D用に描く場合のワンポイント

真ん中に定規を引く

CLIP STUDIO PAINTでは定規をキャンバスの真ん中に作る方法がありません。
(私が知らないだけだったらこっそり教えて下さいm(_ _)m)
そこで一手間かかりますが、簡単に真ん中を割り出す方法がこちらです。

  1. 何色でも良いのでキャンバス全体を塗りつぶします。
  2. 次に自由変形ツール(Ctrl+T)を押します。
  3. 元の画像の比率を維持の☑チェックが入っていたら外します
  4. 拡大率の横を50を指定し、半分の大きさにしEnterで確定します。
  5. レイヤー移動ツールを使って左(もしくは右)端に移動させます。
    (この時Shiftを押しながら移動させ、細かい調整は左右の矢印キーを使うと上手く行きます)
  6. キャンバスをできるだけ拡大します(虫眼鏡ツール or Ctrl+SPACE)
  7. 左右対称定規を選択し、境界の所をクリックします。
  8. 消去ツールを使って、一度レイヤー内を全消しします。
Animation 28

これでキャンバスの真ん中に定規を引くことが出来ます!

定規の影響範囲

左右対称定規のデフォルトの設定では設定したレイヤーにのみ作用します。
これではレイヤーをいくつも使うとき毎回同じ場所に定規を引かなくてはならないため非常に煩わしいです。

それを解決する方法が定規の表示についての機能です。

デフォルトでは以下のようになっています。
ScreenShot00439

右上にある定規アイコンをクリックします。
以下のように設定項目が出てきます。
ScreenShot00440

例えば すべてのレイヤーで表示 をクリックして☑チェックを入れてみましょう。
ScreenShot00438

若干レイヤー名の横のアイコンが変化しました。
定規は表示されている状態で効果を発揮しますので、一つのレイヤーに定規を設定し「全てのレイヤーで表示」を選択した場合他のレイヤーも定規の影響を受けます。

Animation 29

オススメの使い方その1

フォルダに定規を設定する方法です。

ScreenShot00441

定規のアイコンはドラッグアンドドロップで移動できます。
簡単なのは先の方法で真ん中に定規を設定し、その後フォルダへ移します。

Animation 30

フォルダへ設定するときは「編集対象の時のみ表示」設定する事をおすすめします。
表示対象とは、フォルダの中のことです。「同一フォルダ」とはその階層の事なので意味としては違ってきます。
これを行うことで、定規の線邪魔だな…と描いている途中で思った場合に、フォルダの外のレイヤーを選択することで定規が非表示になります。
途中で全体を確認したい場合等に地味に使えます。

オススメの使い方その2

定規用のレイヤーを作っておきます。

ScreenShot00445

レイヤー名を分かりやすく「定規」にしました。
対称定規の設定は「全てのレイヤーで表示」です。
サムネイルを分かりやすく黒で塗りつぶし、不透明度0%で完全に透明にします。
定規を含むレイヤーを間違えて動かさないようにレイヤーをロックします。

どこかしらにこのレイヤーを保持しつつ、Live2D用にいつも通り絵を描いていきます。


これで新規に何枚レイヤーを作ったとしても、全てのレイヤーで左右対称を行うことが出来ます。

左右対称定規を使いたくない場合

便利ですが全てが左右対称とは限りません。
一時的に左右対称を行いたくない場合は以下の方法があります。

オススメ2では、レイヤーを非表示にする事で左右対称されません。
これでも良いのですが、もう一つ、特殊定規にスナップを切る方法もあります。

ScreenShot00446

表示メニューの中の「特殊定規にスナップ」の✔チェックを外すか、
右下にある3つのアイコン(CLIPホームページの左横)の真ん中が「特殊定規にスナップ」アイコンで左右対称をさせなく出来ます。

ScreenShot00447

ScreenShot00448 ◀ 特殊定規にスナップアイコン

オススメ1ではこの方法で、オススメ2ではこの方法か先のレイヤー非表示によって使い分けることが可能です。

最後に

この左右対称定規、何故かPhotoshopやSAIでは無いようです。非常に便利な機能なので他のソフトでも使えるようになると良いですね(・∀・)

完全に左右対称の絵と言うのは中々描く機会がありませんが、Live2Dのような特殊な元絵を描く場合にこういった地味な機能が非常に重宝します。
これに気づく前は、毎回パーツを反転コピーして元絵を完成していましたorz
私と同じ轍を踏むことのないよう役に立てば幸いです(‘、3_ヽ)_

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