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まず皆さんの目の前にはPCとペンタブ、CLIP STUDIO PAINT(あるいはその体験版)があると思います。
「1.講座について」でも触れましたが、当講座ではそんな感じの構成で行っていきますのでどうぞよろしくお願いします。
<準備OKにゃ?
ペンタブレットのプロパティ
さて、では道具が揃っているという前提で講座の方を進めていきます。
まずペイントソフトを起動…する前に!
ワコムのペンタブの設定を見ていきます。
「ペンタブの設定とか何が何やら分からないお…」
という方も、まず確認しておくべき必須項目が一箇所ありますので確認していきましょう。
プロパティの開き方 ★★★★
いくつも手段はあるのですが、今回は以下の2つのやり方を載せておきます。
表示エリア設定 ★★★★
さて、慣れない間は何が何の項目やらわからないかもしれません。
しかし今回確認すべき点は1箇所のみです。
拒絶反応を起こさず見て行きましょう。
【注意】 当講座の画像上では複数のタブレットやペンが登録されていたり、設定がデフォルトと異なる箇所もあります。 今回の解説とはとりあえず関係無いので、違う箇所は「フ━━━( ´_ゝ`)━━━ン」くらいに流しておいて下さい。 |
この先はIntuosもIntuosProも内容は同じですのでIntuosの画面にて解説していきます。
最も大事な設定は、
[縦横比を保持]項目に☑チェックが入っているかどうか
です。
チェックが入っていない場合は、とりあえず入れておきましょう。
▶
参考図が以下のように、
画面の縦横比とペンタブ使用エリアの縦横比が同じになります。
この設定は非常に重要で、
縦横比が違えばペンタブで描く線と画面に描かれる線は違ってきます。
「正方形を描いているのに長方形にしかならないお…」
と言った自体が発生します。
私はモニターを3つ使用していますので特に変化が分かりやすいですね。
しかしモニターが1つの場合、微妙に縦横比が違っている事に気づかない方が結構居ます。
そして思ったように線画描けず挫折への一助になりかねません。
むしろ縦横比が狂った状態で慣れてしまうのも後々の為によくありません。
<気をつけるにゃ
例題) 以下の解像度1920×1080、フルハイビジョンモニターにおいて縦横比を保持している状態と、保持していない状態の画像である。どちらが縦横比を保持している状態か右か左で述べよ。
![]() |
![]() |

答えは左です。(←白文字で書いています)
例題のような16:9比率のモニターは現在もっとも普及している比率の1つです。
「ちゃんとモニターとペンタブ描画領域の比率を確認して買ったお!」![]() |
という方以外は、チェックが入っているかはじめに確認しましょう。
以上で必須項目である「表示エリア」設定の説明は終わりです。
お疲れ様でした。
<スヤァ
文字認識モード ★
ここから先は「はちゃち的オススメ」設定であり、おまけのようなものですね。
[★の意味合いについては 講座について を御覧ください]
今回オススメするのは「文字認識モード」について、です。
この機能はIntuosProシリーズやCintiqシリーズ(持ってないからおそらく)の機能です。
Intuosシリーズには無い機能ですので、通常のIntuosやBambooをお使いの方は飛ばしてもらって大丈夫です。
IntuosProシリーズには2つのモードが存在しています。
「標準モード」と「文字認識モード」です。
これらの違いをざっくり言ってしまうと、筆圧が1024段階か2048段階かです。
ピンと来ないという人がいたら、とりあえず性能半分モードと全開モードと認識しておきましょう。
そしてこの2つの機能、デフォルトでは標準モードが使われています。
うわっ…私の筆圧、低すぎ…?
と感じた人の為に設定方法を載せておきます。
※ちなみにIntuosシリーズは筆圧1024段階固定です。
まずプロパティのタブレットから使用するProシリーズをダブルクリックします。
これにて設定は終了です!
これだけでペンタブの性能を最大限まで発揮させることが出来ます。
ね、簡単でしょ?(゚∀゚)
まぁ性能を活かせるかはまた別の話ですが…
余談ですが、性能が二倍ということはPCの負荷も増える事になりますので、PCの性能が不安な人はあえて標準モードを使用するという選択肢もありだと思います。
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初めてのペンタブは以下のIntuosがオススメです。
値段が安くコンパクトで性能は十分!
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性能や品質にこだわる方は以下のIntuosProがオススメです。
参考までに、Proシリーズの前機種であるIntuos4を使用していますが、私の環境では4年以上故障なく使い続けています。
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Pro用のペン先が膨らんでいるのが嫌だという(私のような)方には細いクラシックペンという製品もあります。個人差や好みの問題ですが、はちゃち的にはオススメのペンです!
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