教えてもらったので自分用備忘録。
2016/4/4にLive2D公式マニュアルが更新されて私ははじめて知ったのですが、
Live2Dは64bitでもデフォルト設定では4GBしか使っていません。
Live2Dの使用できるメモリ上限を変更する方法
C:\Program Files (x86)\Live2D Cubism 2.1\CubismModeler2_64.bat
※ 標準のインストール先の場合
※ アニメータの場合は CubismAnimator2_64.batファイルを開くと、以下の記載があります。
123456789 rem *********************************************************************rem ** 最大メモリサイズ(MB)を設定して下さい。rem ** 大きく設定しすぎると起動できない場合があります。rem ** その場合、搭載メモリ容量の1/3を目安に設定して下さい。rem ** Animatorでは動画出力にQuickTimeを使用するため32bit版Javaが必要です。rem ** 32bit版Javaの場合は最大1000MBとなります。rem ** 64bit版Javaの場合は搭載メモリによって異なります。rem *********************************************************************set MAX_MEMORY=4000この MAX_MEMORY=4000 (MB)は 4GBを意味します。
お使いの環境が16GBの場合は、最大で14GB程度を推奨します。
1 set MAX_MEMORY=14000ここで指定するサイズは、必要になった場合に最大で確保されるメモリサイズであり、
大きな値を指定しても、起動直後から14GBを確保するようなことはありません。但し環境によっては大きな値を指定し過ぎるとアプリケーションを起動できない場合があります。
特別なテキストエディタは必要なく、Windows標準のメモ帳で問題ありません。
16GBでは最大14GB推奨とのことです。
32GBだと最大28GBほどでしょうか。
8GBではOSや他のソフトウェアのことを考慮すると、4~6GBくらいが良いでしょう。
私は64GB積んでいるのでとりあえず24GBほど割り当ててみました。
現在アプリケーションが起動できない等の問題は特に起こっていません。
メモリを多めに搭載されている方はぜひ一度変更してみては如何でしょうか。
※バックアップは忘れずに。
使用中のメモリを整理する
それでも、4GBの環境の人や、32bitの環境の人も居るでしょう。
使用メモリがカツカツになると動作が不安定になったりすることがあります。
そういった環境では使用しているメモリを一度クリアしてあげると良いでしょう。
Live2Dには「ガベージコレクション」(不要なメモリを整理する機能)があります。
PhotoshopやCLIP STUDIO PAINTにある「メモリをクリア」機能と似た機能ですね。
画面右下に微かにある数値。これがメモリの使用量/確保量です。

この部分をダブルクリックすることでメモリのクリアが実行されます。
これによって使用しているメモリを一度綺麗に整理できるようです。
処理中は赤い縦縞が動きます。
これが消えると処理が完了のよです。
最後に
お恥ずかしながら、生放送で教えてもらうまで全く存在に気付きませんでした。
ペイントソフトにある「メモリのクリア」は、メニューバーの中にあります。
そのような項目がLive2Dにはなかったので、無いものだと思い込んでいましたね。
64bitで4GBしか使っていないと言うのも全く考えたこともなかったです。
これも思い込みです。思い込みはダメですね。思い込みが激しい所があるので気をつけないと…。
教えてもらってマニュアルを今一度きちんと見てみると、画面レイアウトのところでちゃんと触れられていました。
http://sites.cybernoids.jp/cubism2/modeler/basic/name
ということで、私と同じように思い込みの激しい人や、マニュアルをななめ読みして読んだ気になって見逃している人向けの備忘録でした。
同じような人が一人でも居たら幸いです。