既にLive2D公式サイトやLive2D公式Twitterでも告知が行われていますが、現在QuickTimeのアンインストールが推奨されています。▶Live2D公式告知ページ
【重要なお知らせ】QuickTimeの脆弱性の問題をうけまして、弊社としましてもQuickTimeをアンインストールしていただくことを推奨しております。(続く)
— Live2D (@Live2D) April 15, 2016
ことの発端
今回の問題はQuickTimeに見つかった脆弱性について、Windows版では修正せずとAppleが決定した事によるものです。
Apple社製メディアプレーヤー「QuickTime」に2件の脆弱性(ZDI-16-241、ZDI-16-242)が存在することを明らかにした。この脆弱性の修正予定はなく、Appleは「QuickTime」のアンインストールを推奨しているという。
アンインストール方法
- コントロールパネル ▶ プログラムのアンインストール ▶ QuickTimeのアンインストール
- スタートメニュー ▶ 全てのプログラム ▶ QuickTime ▶ QuickTimeのアンインストール
のいずれかで削除できます。
詳しくはAppleのサポートページ(QuickTime 7 for Windows をアンインストールする)を参照下さい。
アンインストール後にLive2D Animator 32bit版を起動すると以下の様な表示が毎回出ます。

「いいえ」を押して問題ありません。
64bit版を使用できる環境の方は64bit版でのみ作業すると良いでしょう。
また、32bitと64bitでの互換性について、公式マニュアルでも「編集作業を64bit」「書き出しを32bit」として使い分けることを推奨しています。
- 公式マニュアル>Topix>Animatorでの作業効率を上げる
(http://sites.cybernoids.jp/cubism2/animator/technic/efficiency)
QuickTimeアンインストールした場合動画出力が無くなり、32bit版を使う必要性がなくなりました。
今後32bit版での作業が必要な場合でも互換性があるので問題は起こらないと思われます。
Live2Dでの動画書き出しについて
【重要なお知らせ】今後の動画の書き出しにつきましては、”静止画(連番)”での書き出し後、動画編集ソフトで静止画から動画への編集をしていただけますようお願いいたします。(続く)
— Live2D (@Live2D) April 15, 2016
連番での書き出しは以下の項目から出力できます。

また、今後は別の方法で動画の書き出しを行えるよう開発を行っているとのことです。
【重要なお知らせ】現在、QuickTimeに依存しない動画の書き出し方法の開発を進めております。一日も早い改善に向け取り組んでまいりますので、改善までしばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。
— Live2D (@Live2D) April 15, 2016
既にLive2D公式サイトやTwitter公式アカウントでも告知が出ていますが、当ブログでも周知の一助になればと思いまとめました。